中国政府が弾圧する“地下教会”の実態! 暴行、リンチ…冤罪被害者も!? 

ハピズム / 2013年7月18日 19時0分

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 中国政府が弾圧するキリスト教“地下教会”の実態! 暴行、リンチ…冤罪被害者が続出!? 

 今年4月22日、米新聞大手ニューヨーク・タイムズは、昨年4月に逮捕され、裁判にかけられていた中華人民共和国河南省の地下教会の指導者7人に、実刑判決が下ったと報じた。

 女性4人、男性3人の指導者(牧師)たちが有罪となったのは、「違法カルト組織に属し、法秩序を破壊した罪」。テキサスを拠点に活動する、中国に住むクリスチャンの人権を擁護するNGO団体「ChinaAid」によると、7人に科された罪は、3年~7年半の禁固刑とのこと。刑は、4月1日に河南省葉県の人民法院(裁判所)で確定したが、被告である7人には2週間以上、告げられなかったというずさんなものだった。

「地下教会」という言葉から、「迫害され、地下洞窟に身を潜めているキリスト教信者たち」をイメージする人が多いと思うが、実際はどうなのだろうか。中国政府が言うように、彼らはカルト寄りの組織なのだろうか。

■中国キリスト教の歴史

 中国には、6000万ものキリスト教徒がいると推定されているが、その3分の2が「政府から公認されていない教会」、すなわち、地下教会に通っていると英BBCは伝えている。その背景には、中国では教会を運営するにも、政府の許可が必要で、公認の教会は政府の監視下に置かれており、政府に不満を抱え嫌う人たちが地下教会に流れ込んでいる実態があるというのだ。

 中国にキリスト教が伝来したのは、635年。中国におけるキリスト教の歴史は長いが、かなり複雑だ。

 1942年に中華人民共和国を建国した共産党が、外国人聖職者や、海外勢力が自国に影響を及ぼすことを嫌い、ローマ教皇をトップに全世界に広がる一大宗教組織であるカトリック教会を弾圧。

 これを受けて、プロテスタント教会は教団の存続をかけた「中国人たちだけで教会を支え、運営し、伝道する」という「三自愛国運動」を展開し、その結果、活動を監視・指導する「中国基督教三自愛国運動委員会」が設立され、プロテスタント系の「中国基督教協会」とバチカンから独立したカトリック系の「中国天主教愛国会」が、政府に公認された。

 新たに教会を設立するには、政府の役人や「中国基督教三自愛国運動委員会」役人との交渉を行わなければならないうえ、何かと干渉されるため、「ただただ、神に自由に祈りを捧げたい」と願う人たちが、地下に極秘教会を作るようになった。

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