英国人気ブランド「Superdry 極度乾燥(しなさい)」が日本出店しない理由をあえて聞いてみた

HARBOR BUSINESS Online / 2017年3月21日 8時59分

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 数年前より、「Superdry極度乾燥(しなさい)」というイギリス発のファッションブランドが世界的に大流行していることが話題になっている。

「極度乾燥」に首を傾げ、「しなさい」に目を疑い、それにカッコが付いてることで眉間にしわが寄る。我々が日本で人生を送るうえで「極度乾燥」という文字列を使うこと自体が皆無だろう。しかし、ニューヨークの街を歩いていると、かなりの頻度でこのロゴのついた服を着ている外国人とすれ違うのだ。

 公式ウェブサイトによると、この「Superdry極度乾燥(しなさい)」(以下、Superdry)は2003年にジュリアン・ダンカートン氏とジェームス・ホルダー氏によって立ち上げられたファッションブランドで、発祥国はなんとイギリス。彼らが東京へやって来た際に得たインスピレーションを元に、この名がつけられたという。

 イギリスではロンドンを中心に約100店舗展開されており、2007年にはサッカー選手デビッド・ベッカムが着用したジャケットが7万着も売れたというから、人気は本物。2010年3月にロンドン証券取引所にて新規株式公開(IPO)しその名を一気に世界へと広め、昨年の売上高は日本円で約860億円。

⇒【画像】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=133690

 現在は、インドやサウジアラビアなどを含む46か国に515店舗を構え、100か国以上に流通している。

◆「極度車動自」、「競技場」、「会員証な」

 北米はSuperdryが特に力を入れている市場で、ニューヨークには市内だけでも4店舗あり、そのうちの1店舗はニューヨークのシンボルともいえるエンパイアステートビルディングの真向かいという一等地に、日本のブランド「UNIQLO」や、知名度抜群の「ZARA」とともに軒を連ねる。

 終日、多くの観光客やビジネスパーソンらがその大通りを行き交う中、黒地にオレンジ色で書かれた「Superdry極度乾燥(しなさい)」の文字はやはりよく目立つ。

 店内に入ると、1人の女性が「ようこそ。買い物楽しんで」と笑顔で声を掛けてきてくれた。ファストファッションと言われるアパレルショップでは、黒いスーツの男性が見張り役で立っているだけであることを考えると、対応は明るく丁寧に感じた。

 3月半ばでも氷点下にまで気温が下がるニューヨーク。地下から2階までの計3フロアに展示された商品の半分は冬服。残り半分はTシャツやカバン、小物類が並ぶ。そして、その多くには、やはりあった、「極度乾燥」の文字。

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