ゴミのようにCDを量産するアイドル産業よ、ユニクロを見習いたまえ!

HARBOR BUSINESS Online / 2017年11月15日 15時55分

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ライター・北条かやが哀れなCDとドルオタに物申す

 福岡県太宰府市の山中に、AKB48のCD585枚を捨てたとして、会社員の男(32)が書類送検された。「総選挙」のために大量購入し、投票券を抜いたあとの「処分に困って捨てた」という。

 こういう大量廃棄は「氷山の一角」で、彼だけでなく似たようなことをやっている人は、結構いるのではないか。

◆CDがゴミのようだ! というか、まさにゴミ。

 それにしても、アイドル産業の異常であることよ。中学2年でジャニーズの応援をやめた私としては、30代にもなってCDを600枚も買うほど応援したいアイドルがいるなんてうらやましい(生きがいがあるのは良いことだからさ。私にはそれがないから、すぐ死にたくなってしまう)。でも、推しメンのために、四角いプラスチックの塊を何十キロと購入することが「応援」とはこれいかに。ムスカに言わせれば、CDがゴミのようだ! というか、まさにゴミ。

 自分は物書きだが、同じ本を600冊買ってくれる読者がいたら卒倒するだろう。作家のファンというのは、せいぜい「単行本と文庫をぜんぶ持ってます」くらいなもんで、アイドルを応援するのとは全く違う心の動きなんだろうと思う。

 アイドルにはそのくらいの力があるのだ。彼女を応援するための投票にかけるエネルギーは、プラスチックの塊を大量購入するという行為にも、一切の疑問を抱かせない。

 「一体、俺は何をやっているんだろう」と虚しくなるのは、すべてが終わったあとである。総選挙後、残った大量のCDを見て、彼女を応援していたエネルギーは「祭りのあと」の虚無感へと変わる。応援しているアイドルの「音源」が込められたCDをあっけなく廃棄しちゃうって、そういうことでしょう。

◆音源なんて、iTunesカードで十分

 この「握手券終わったあとのCDゴミ問題」、あまりに切ないので、対策を考えてみた。

(1)CDではなくカードにする。

 握手券を付けるのが、CDだからゴミになるのだ。あんな四角いプラスチックや円盤ではなく、パソコンやスマホの中に入っているICチップで十分ではないか。わずか4曲ほどの音源を収録するのに、円盤みたいなメディアはもういらない。

 そう、音源と握手券のセットは、コンビニで売っているGoogle Playギフトカードや、AppleのiTunesカードみたいなメディアにすればよい。テレカ(って今の若いコは知らないか)ほどの大きさのカードに、推しメンの顔がプリントされているイメージだ。

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