軽トラックの60歳の男性死亡事故、相手の乗用車が反対車線に出たとみて捜査…片側１車線のトンネルに乗用車が入った直後に衝突、62歳の男性から事情聴く 北海道余市町

軽トラックと乗用車がトンネルで衝突した事故現場（23日午後、余市町）

23日午後、北海道余市町のトンネルで、乗用車と衝突し、軽トラックの男性が死亡した事故…警察は、乗用車がトンネルに入った直後、反対車線に出たとみて、捜査しています。

23日午後２時すぎ、余市町潮見町の国道229号線で、通りかがりの人から「ワッカケトンネルの古平側で事故」という救急通報がありました。

警察によりますと、トンネルの出入口付近で軽トラックと乗用車が衝突し、軽トラックを運転していた積丹町の漁師、永坂由幸（よしゆき）さん60歳が死亡、同乗の女性と乗用車の男性２人もけがをしました。

けがの３人の命に別状はありません。

その後の警察の調べで、乗用車を運転していたのは、札幌市東区に住む62歳の団体職員の男性で、乗用車はトンネルに入ってすぐ、反対車線に出て、永坂さんの軽トラックと衝突したとみられることが新たにわかりました。

現場は、片側１車線の緩やかなカーブで、警察は、乗用車を運転の男性から事情を聴くなどし、引き続き事故の原因を詳しく調べています。