北海道警察が暴力団“六代目山口組茶谷政一家”の事務所を家宅捜索 暴力団員であることを隠し新型コロナ対策の特例貸付制度を利用 社会福祉団体から現金を騙し取る 札幌市白石区

３年前、暴力団員であることを隠して、新型コロナ対策の貸付金65万円をだまし取った疑いで、25歳の男が逮捕された事件で、警察は24日、札幌の暴力団事務所を家宅捜索しました。

24日午前10時、札幌市白石区にある六代目山口組茶谷政一家の事務所に、家宅捜索が入りました。

茶谷政一家の構成員・山内孝一容疑者は、2021年11月と12月に暴力団員であることを隠して、新型コロナ対策の「特例貸付制度」を利用し、北海道社会福祉協議会から、あわせて現金65万円をだまし取った疑いで、今月19日に逮捕されています。

山内容疑者の認否は明らかにされていません。警察は共犯者の有無や余罪などを調べています。