「暴力を受けてけがをした」母親と交番へ…深夜の公園で当時16歳の少年を殴る蹴るの暴行 傷害容疑で19歳の男４人を逮捕、１人は別の傷害事件にも関与 北海道帯広市

傷害容疑で19歳の男４人を逮捕、取り調べている帯広警察署

去年９月、北海道帯広市で、当時16歳の少年の顔面や体を殴るなどし、けがをさせたとして19歳の男４人が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、帯広市に住む19歳の無職と会社員、自称アルバイトの男３人と帯広市に住む19歳の会社員１人の合わせて４人です。

４人は、去年９月19日午後10時20分ごろから午後11時５分ごろまでの間、音更町内の駐車場で、知人の当時16歳の少年に対し、顔面や体を殴ったり蹴ったりするなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。

少年は、全身を打撲する全治１週間のけがをしました。

事件の翌日、被害に遭った少年が母親と交番を訪れ「暴力を受けてけがをした」と警察に被害を届け出ていました。

警察は裏づけ捜査を進め、容疑が固まったとして、事件からおよそ１年たった25日、４人を逮捕しました。

警察は、４人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

４人のうち帯広市に住むアルバイト従業員の男については、今年８月５日にも、同じ被害者に対し、顔面や体を殴ったり蹴ったりするなどの暴行を加え、けがをさせた疑いで、９月４日に逮捕されていました。

警察によりますと、逮捕された４人は遊び仲間で、警察は余罪がないか調べています。