「児童虐待の疑いがある」自宅で、10歳未満の小学生の息子の頭を…全治10日のけがで児相が通報、３日後に逮捕の27歳の父親「間違いありません」

傷害事件として捜査している旭川中央警察署

23日夜、北海道北部の比布町の住宅で、10歳未満の小学生の息子の頭を殴り、けがをさせたとして、27歳の男が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、比布町に住む27歳の会社員の男です。

この男は23日午後６時ごろ、自宅で、10歳未満の小学生の息子の頭を拳で殴り、けがをさせた疑いが持たれています。息子は頭部の打撲などで、全治10日の診断を受けています。

警察は、詳しい経緯や家族構成などを明らかにしていませんが、児童相談所から「児童虐待の疑いがある」という通報を受け、捜査に着手。発生から３日後の26日夜、容疑が固まったとして、男を逮捕しました。

取り調べに対し、27歳の会社員の男は「間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。

この家族をめぐるトラブルなどの相談、取り扱い歴は不明ですが、警察は男が虐待をくり返していた可能性を含め、引き続き調べをすすめています。