旭川“３．６街”の居酒屋で居合わせた36歳の女性の隙を狙い、カウンターに置かれた財布から１万円を…防犯カメラに抜き取る姿 55歳の男「盗んでいない」

窃盗容疑で55歳の男を逮捕した旭川中央警察署

28日午後、北海道旭川市の歓楽街“３・６街”にある居酒屋で、カウンター席の隣に座っていた女性の財布から、現金１万円を盗んだとして55歳の男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、比布町西町３丁目に住む55歳の無職の男です。

男は、28日午後５時40分ごろ、旭川市３条通７丁目にある居酒屋で、カウンター席の隣に座っていた36歳の女性の財布から、現金１万円を抜き取って盗んだ疑いが持たれています。

警察によりますと、男は、女性が一緒に来ていた友人と会話をしている隙を狙い、カウンターに置いてあった女性の財布から１万円を抜き取ったということです。

女性の財布にはもともと20万円ほどが入っていたということで、女性は財布が不自然に開いた状態になっていることに気づき、中を確認すると１万円がなくなっていました。

その直前、隣にいた男が服の中に何かを隠すような不審な隠した動きをしていたため、女性は警察に通報しました。

駆け付けた警察官が、店内の防犯カメラを確認したところ、財布に手を伸ばし紙幣を抜き取る男の姿が記録されていたことから、警察は、男をその場で逮捕しました。

取り調べに対し、55歳の無職の男は「盗んでいない」と話し、容疑を否認しています。

男には当時、盗んだ金を含めて所持金が３万円あったということで、警察は当時の状況を詳しく調べています。