サケ高騰でも値上がりしないイクラの怪! 化学調味料まみれ「マスコイクラ」に注意

ヘルスプレス / 2018年9月16日 8時0分

 マスコイクラなら、人造イクラ並みに価格は安いうえに、「天然イクラ」と表示もできるのだから、回転寿司チェーンなどの外食関係者が飛びついているのも当然です。

「マスコイクラ」は化学調味料まみれ

 しかし、安いものにはそれなりのリスクがあることを、消費者は忘れてはいけません。

 マスは養殖のニジマスがほとんどで、その魚卵であるマスコは、色も赤みが薄いし、粒に張りがないので歯ごたえが悪いし、味が淡泊です。

 そこで「マスコイクラ」は、発色剤の亜硝酸塩でピンク色にし、化学調味料、還元水飴、魚介エキスで美味みを付けています。特に亜硝酸塩は、危険度1、2を争う添加物です。亜硝酸塩自体よりも相乗毒性が問題で、人間の胃の中に含まれるアミン類と反応してニトロソ化合物という強烈な発がん物質を生成してしまうのです。

 また、化学調味料としてはグルタミン酸ナトリウムが主に使用されますが、弘前大学医学部のラットの実験では、化学調味料の「味の素」(主成分はグルタミン酸ナトリウム)をたくさん食べ続けたラットほど緑内障に罹ったという結果が出ています。日本での失明原因のトップは緑内障です。誰もが化学調味料との関係が気になるところです。

 イクラだけでなく、ウナギ、サンマなど、日本人にとって身近な魚の価格が高騰しています。資源の取りすぎ、異常気象、膨れ上がる巨大な中国の胃袋......原因は様々指摘されています。

 今後「安くて美味しい」さまざまな「まがい物」が登場してくるはずです。それらが本当に安全な食品なのか、十分な注意が必要です。
(文=郡司和夫)

シリーズ「子どもには絶対に使ってはいけない生活用品」バックナンバー

郡司和夫(ぐんじ・かずお)

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法政大学卒。食品汚染、環境問題の一線に立ち、雑誌の特集記事を中心に執筆活動を行っている。主な著書に『「赤ちゃん」が危ない』(情報センター出版局)、『食品のカラクリ』(宝島社)、『これを食べてはいけない』(三笠書房)、『生活用品の危険度調べました』(三才ブックス)、『シックハウス症候群』(東洋経済新報社)、『体をこわす添加物から身を守る本』(三笠書房・知的生き方文庫)など多数。

郡司和夫(ぐんじ・かずお)
フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法政大学卒。食品汚染、環境問題の一線に立ち、雑誌の特集記事を中心に執筆活動を行っている。主な著書に『「赤ちゃん」が危ない』(情報センター出版局)、『食品のカラクリ』(宝島社)、『これを食べてはいけない』(三笠書房)、『生活用品の危険度調べました』(三才ブックス)、『シックハウス症候群』(東洋経済新報社)、『体をこわす添加物から身を守る本』(三笠書房・知的生き方文庫)など多数。

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