Ｊ１磐田 ３１日の横浜ＦＭ戦が台風で中止に…９月１４日の柏戦へ向け横内監督「リフレッシュしていい準備を」

２６日の公開練習を見守る磐田・横内監督（右）

　３１日に予定されていたＪ１ジュビロ磐田―横浜Ｍ（ヤマハ）は台風１０号の接近に伴い、中止が決まった。磐田が３０日に発表した。代替日程は未定。

　連敗ストップを狙うはずだった舞台は先送りとなった。前日（２９日）にアウェー・徳島戦が中止となったＪ２清水に続き、磐田も今節は水入り。この日は大雨の影響で東海道新幹線が一部区間で運転見合わせとなり、東名・新東名高速道路も通行止め区間が出ており、横浜Ｍのチームやサポーターの移動も困難な状況となっていた。

　クラブは３０日午前の段階では「予定通り」と発表していたが、その後協議を重ね、昼過ぎに中止を正式決定してアナウンス。「お客様の安全を最優先に考え、総合的に安全な環境を確保することが難しいと判断いたしました」と理解を求めた。

　Ｊ１はＷ杯アジア最終予選による中断期間に入るため、次のリーグ戦は９月１４日のアウェー・柏戦となる。横内昭展監督（５６）はクラブを通じ「選手たちには少し長めのオフで心身ともにリフレッシュしてもらい、またオフ明けから柏戦に向けてしっかりいい準備をしていきたいと思います」とコメントした。貴重な２週間を無駄にせず、降格圏（１８位）脱出を図る策を練っていく。

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　台風１０号の接近で、週末に行われる予定だった静岡県勢のスポーツも影響を受けた。プロ野球ウエスタン・リーグのくふうハヤテは３０日、この日も中止とした中日戦（ナゴヤ球場）の３１日、９月１日の試合も中止とすることを発表。２７～２９日にちゅ～るで行われる予定だったロッテとの３連戦も雨で開催を見送っており、６試合が中止。ドラフト会議（１０月２４日）に向けて、アピールを狙う選手にとっては悔しい結果となった。

　また陸上の県新人大会につながる中部、西部地区予選も３１日から２日間とも中止。県陸上関係者によるとリレー競技のみ後日行い、他は今までの記録を参考に出場を検討する。