ドジャース左腕カーショー、首位攻防戦で２回もたず降板…左足親指痛のため

◆米大リーグ　Ｄバックス―ドジャース（３０日、米アリゾナ州フェニックス＝チェースフィールド）

　ドジャースのベテラン左腕Ｃ・カーショー（３６）が３０日（日本時間３１日）、敵地のＤバックス戦に先発。２回無死３失点で緊急降板した。

　地区２位Ｄバックスとの首位攻防戦第１ラウンド。サイ・ヤング賞３度のベテランにマウンドが託された。２点を先取しての初回、先頭のペルドモに二塁打を打たれ、１死後に四球で一、二塁とされると、ベルの右前適時打などで２点を奪われた。

　ドジャースは２回にもロハスの適時打、ベッツの犠飛などで３点を追加し、突き放した。だがその裏、カーショーは先頭のキャロルに得意のカーブを右翼ポール際に放り込まれ、ここで降板となった。ロバーツ監督とトレーナーがベンチから出てきて、そのまま交代。１回０／３を投げて３安打３失点１四球１死球だった。降板理由は左足親指の痛みのためと発表された。

　カーショーは７月に左肩手術から復帰。今季７試合で２勝２敗、防御率４・５０。