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関脇・大の里が新入幕の白熊と11番 二所ノ関親方「すり足が足りない」 秋場所までに基礎を徹底

スポーツ報知 / 2024年8月31日 14時39分

稽古で基礎運動を行う大の里

 大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)に向け関脇・大の里(二所ノ関)が茨城・阿見町にある部屋で稽古。新入幕の兄弟子・白熊と11番の相撲を取った。最初の手合わせで寄り切られるなど2連敗。その後、得意の右をねじ込むなど巻き返し7勝4敗だった。能生中、海洋高(新潟)、日体大の1学年先輩に「幕内に上がったし負けたくない気持ちがある。僕の弱いところも知っているし、いい稽古相手」と振り返った。

 この日は基礎運動をみっちりこなしてから土俵に上がった。「二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)からすり足が足りないと言われている」。夏巡業では多くの力士と相撲を取ったが、基本を徹底できなかったという。「一から忠実に頑張りたい」。秋場所で12勝以上あげれば大関昇進目安とされる「三役で直近3場所33勝」に到達する。「やることやって優勝した夏場所のようにできればいい」と静かに爪を研ぐ。

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