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ウエルター級2冠の佐々木尽 井上尚弥の世界戦アンダーカード登場に「いいところを存分にアピールしたい」

スポーツ報知 / 2024年8月31日 17時50分

佐々木尽(左)と挑戦者のカミル・バラ (カメラ・堺 恒志)

◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥―WBO同級2位TJ・ドヘニー▽WBO世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・武居由樹―同級1位・比嘉大吾▽東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ウエルター級(66・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 2冠王者・佐々木尽―カミル・バラ(9月3日、東京・有明アリーナ)

 ダブル世界戦の記者会見が31日、横浜市内で行われ、アンダーカードに登場する東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ウエルター級王者・佐々木尽(八王子中屋)は「勝つイメージはバッチリ、ついている」と力強く防衛を宣言した。

 WBOアジアパシフィック王座は4度目、東洋太平洋王座初防衛を目指す佐々木。今や「日本人史上初のウエルター級世界チャンピオンになる男、佐々木尽です」という自己紹介も板に付いてきたようで「今のところ順調にいっていて、やっぱり今回は日本のスーパースターである井上尚弥選手が出場する、この舞台で出られることはすごくうれしい。より多くの方々が見ているんで、やっぱアピールするチャンスだと思うので、自分のいいところを存分に出してお客さんにアピールしていきたいと思います」と意欲を口にした。

 昨年1月、豊嶋亮太(帝拳)に初回TKO勝ちしてWBOアジアパシフィック王座を奪取すると、4月には最強とうたわれた小原佳太(三迫)にも3回TKO勝ち。7月にも防衛を果たした。だが、左肩腱板断裂で手術を受けると、復帰までに10か月を要した。それでも今年5月、元WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者ジョー・ノイナイ(フィリピン)との東洋太平洋王座決定戦を兼ねた防衛戦で5回TKO勝ち。鮮やかな復活劇を見せた。

 今回の対戦相手、カミル・バラ(オーストラリア)は東洋太平洋8位、WBOアジアパシフィック10位だが、佐々木は「今までで一番気が引き締まってるぐらい。でも今、対面して、負ける気は全くしない」とキッパリ。「当日は音楽が流れるままに踊って、自分のリズムで有明アリーナを楽しんで、皆さんに熱を吹かせたいと思います」と舌もなめらかだった。

 一方、「コンディションはとても良い。これまでにないほど仕上がっているし、スピードもパワーもついています」というバラは「見ていて楽しい試合にしたいと思う。日本の、そして世界のスーパースターである井上尚弥選手と同じリングに立てるということで、大変光栄に思うし、試合がとても楽しみ。番狂わせに期待してほしい」と闘志を見せた。

 戦績は23歳の佐々木が17勝(16KO)1敗1分け、35歳のバラが15勝(8KO)1敗1分け、31歳の尚弥が27戦全勝(24KO)、37歳のドヘニーが26勝(20KO)4敗、28歳の武居が9戦全勝(8KO)、29歳の比嘉が21勝(19KO)2敗1分け。

 試合はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」でライブ配信される。

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