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【札幌2歳S】マジックサンズが先輩・ソダシに続く出世レース突破 須貝尚介調教師「春に向かっていければ」

スポーツ報知 / 2024年9月1日 6時0分

ゴール前で差し切ったマジックサンズ(手前、カメラ・高橋 由二)

◆第59回札幌2歳S・G3(8月31日、札幌・芝1800メートル、重)

 第59回札幌2歳S・G3は31日、札幌競馬場で行われ、単勝3番人気で佐々木大輔騎手=美浦・菊川厩舎=騎乗のマジックサンズがデビュー2連勝で重賞初制覇。須貝厩舎の先輩・ソダシなどに続く勝利で、来春への期待が膨らんだ。

 20歳の佐々木とマジックサンズがゴール前できっちり差し切り出世レースを突破した。鞍上は函館2歳S(サトノカルナバル)に続き重賞2勝目で、北海道2歳重賞をW制覇。下馬後、「よっしゃー」と北都の空に届くほどの叫びで喜びを爆発させた鞍上は「調教から乗せてもらっていたし、普段からお世話になっている須貝厩舎で勝てたのは大きいです」と喜んだ。

 狙い通りだった。2番枠からスタートしたが、2角過ぎには外めに出して自分のリズムで前を追った。勝負どころでまさに外から飛ぶように上がっていくと、4角入り口ではもう2番手。抜け出した時にふわっとしたが、鞍上が叱咤(しった)激励すると内から抜け出したアルマヴェローチェをぐいぐい追って鼻差とらえたところがゴールだった。須貝調教師は「早めに抜け出してヒヤッとしたけど、大輔には最短のいいところに出していけと言っていた。理想の競馬でした」と振り返った。

 同厩舎はこれで同レース4勝目。このレースからソダシなど偉大な先輩がその後、クラシックに上り詰めたが、「馬は個々に違うから」と師。それでも「今後はオーナーと相談してだけど、無事に春に向かっていければ」と見据える先は世代の頂点。先輩の背中を追う戦いがスタートした。(松末 守司)

 ◆マジックサンズ 父キズナ、母コナブリュワーズ(父キングカメハメハ)。栗東・須貝尚介厩舎所属の牡2歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算成績は2戦2勝。総獲得賞金は3864万1000円。重賞初勝利。馬主は(有)サンデーレーシング。

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