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【ヤクルト】134試合目でCS完全消滅で2年連続Bクラス決定 高津臣吾監督「僕の力もチームの力もなかった」今後は明言せず

スポーツ報知 / 2024年9月21日 21時55分

ヤクルト・高津臣吾監督

◆JERAセ・リーグ ヤクルト6―7中日(21日・神宮)

 ヤクルトは接戦に敗れ、最下位に転落した。今季134試合目にしてクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が完全消滅した。試合後、高津監督は無念の表情で「ただただ悔しいの一言。僕の力もチームの力もなかった」と結果を受け止めた。

 今季はシーズンを通して故障者続出の“負のスパイラル”から抜け出せなかった。開幕前から小川、田口らがコンディション不良で離脱。開幕戦では山田が下半身のコンディション不良で離脱。その後も、塩見、正捕手・中村、サンタナと続々と主力が負傷し、勝負所の7月が7勝13敗、8月が9勝15敗と夏場に大きく負け越した。

 昨季33セーブの田口も開幕戦の翌日に再調整を強いられ、2軍落ち。抑えが不在のまま日替わりで守護神を起用せざるを得ない状況が続いた。さらに、勝ちパターンの投手がビハインドで出ていく場面も多々見られるなど、役割も混同されていたため、救援陣の中には「どこで行くか分からないから何度も肩を作らないといけなかった」と訴える選手もいるなど、負担増の原因にもつながった。

 チームの先発防御率はリーグワースト3・95だった昨季から4・09(20日時点)へと悪化した。数字が表すように先発陣の整備もできなかった。チームの最多勝は中継ぎの大西が拾った9勝。2年目の吉村が8勝を挙げ成長を見せたが、「柱」と呼べる投手は出てこなかった。試合前の時点で防御率6・34だった山野をシーズン終盤に起用するほど駒不足を露呈した。

 契約最終年の高津監督は今後について「特に何も考えていない」と話すにとどめた。残り9試合。ファンのためにも一試合でも多くの白星を届けたい。

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