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堀池空希がデビューから3連勝 判定3―0で中国選手を破り「無敗のチャンピオン目指す」

スポーツ報知 / 2024年9月21日 22時23分

8回、左ジャブを放つ堀池空希(左)(カメラ・堺 恒志)

◆プロボクシング ▽スーパーライト級(63・5キロ以下)8回戦 堀池空希―ワン・ラクセン(21日、東京・後楽園ホール)

 メインでは「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U―NEXT」の強化育成指定選手である堀池空希(ひろき)=横浜光=がワン・ラクセン(中国)と対戦した。6回にダウンを奪った堀池が判定3―0(77―74、78―73、78―73)で勝利。デビューから3連勝となり「これからもっと上に行くんで期待していて下さい」とリング上から叫んだ。

 戦績は22歳の堀池が3勝(2KO)、25歳のワンが8勝(5KO)2敗。

 今回の試合のカギを「駆け引きでどちらが上回れるか」と分析していた堀池。やみくもに攻めるのではなく、ベテランのようにジャブや距離を置くなどじっくりと組み立てながら、倒すチャンスを徐々に作っていった。

 4回には左フックや右ボディーを打ち分けて、相手を後退させ、6回、強烈な右のボディーにワンはたまらずダウン。その後もカウンターの右やボディー攻撃を丁寧にヒットさせていった。最終8回はワンが前に出て、やや受け気味になった堀池だったが、最後は強烈なボディーを放ち、勝利を確信して右手を上げた。 この日の試合に向け、東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ウエルター級統一王者の佐々木尽(23)=八王子中屋=、日本スーパーライト級王者・李健太(28)=帝拳=らとスパーリング。技術、気迫、自信を持ってパンチを打つことの大切さを改めて学び、足運びを意識して練習してきた。

強い相手との実践練習がこの日の勝利へと結びついた。

 期待の新人は3戦目ながら落ち着いた試合運びで強敵に勝利。「1、2戦目はうまくいきすぎていた。今のうちにこういう試合を経験できてよかった。無敗のチャンピオンを目指します」とここからさらなる前進を続けていく。

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