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柔道・パリ銅の舟久保遥香、28年ロス五輪へ他競技トレに意欲「いろいろな刺激を受けて次に向かいたい」

スポーツ報知 / 2024年9月22日 17時4分

子どもたちからの質問に笑顔で答える舟久保遥香(中央右)と田嶋剛希(同左)

 パリ五輪の柔道女子57キロ級で銅メダルを獲得した舟久保遥香(三井住友海上)、男子90キロ級で世界選手権覇者の田嶋剛希(パーク24)が22日、東京武道館で小中学生の団体日本一を決める「マルちゃん杯全日本少年柔道大会」にゲストで登場し、技の指導を行った。

 舟久保は「一番自信を持って伝えられる」と寝技の「腹包み」を選択。中学時代に腹包みを改良して「舟久保固め」を編み出すなど、得意とする技を実演し、入り方のポイントなどをアドバイスした。子どもたちからの寝技についての質問にも答え「私はあまり柔道教室という経験がなかったので、こういう場は本当に緊張した。いい経験をさせてもらえたなと思います」と振り返った。

 パリから帰国後の約1か月半は心身のリフレッシュに充ててきた。「今は柔道から離れて、少し休ませてもらっている。あまりアクティブな方ではないので、いろんな人に会っていろんな話を聞くことが、今しかできないことかなと思って過ごしている」と語った。

 練習再開の時期は未定だが、パリの雪辱を期す28年ロサンゼルス五輪への本格始動に向け、これまでと違ったアプローチも考えている。「いろんな競技を見たり、やってみたい。今までは柔道に集中していたので、あまり他のことに目を向けることはなかったけど、(柔道に)つながらなくても一度いろいろな刺激を受けて、次に向かっていきたい」。挑戦したい競技にはボルダリングやビーチバレーを挙げた。他競技から学びも得て、柔道の幅を広げていく。

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