「ＳＵＰＥＲ ＥＩＧＨＴ」「なにわ男子」ら関西１０６人ごちゃ混ぜ！「ＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺ」夢共演の連続

全国デビュー２０周年を記念したケーキをプレゼントされ、出演メンバーと共に記念写真におさまる「ＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴ」（カメラ・馬場　秀則）

　「ＳＴＡＲＴＯ　ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴ」の関西発ユニット「ＫＡＭＩＧＡＴＡ　ＢＯＹＺ」が２２日、大阪・ヤンマースタジアム長居で「ＤＲＥＡＭ　ＩｓＬＡＮＤ　２０２４～やっぱこの街好っきゃねん～」を開催した。「ＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴ」「ＷＥＳＴ．」「なにわ男子」「Ａぇ！ｇｒｏｕｐ」に加え、関西ジュニアも含めた計１０６人がユニットを超えたパフォーマンスを披露。開催２日間で計１１万人を動員し、「ＫＡＭＩＧＡＴＡ　魂」を見せつけた。

　関西発のパワーを、これでもかと見せつけた。なにわ男子・道枝駿佑（２２）、ＷＥＳＴ．小瀧望（２８）、ＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴ・村上信五（４２）が登場し、「ＫＡＭＩＧＡＴＡ―」のデビュー曲「無責任でええじゃないかＬＯＶＥ」で開幕。その後も「メドレーコーナー」ではＡぇ！ｇｒｏｕｐが「ＢＡＮＧ！ＢＡＮＧ！バカンス！」（ＳＭＡＰ）を歌い、「シャッフルコーナー」では「ごちゃ混ぜ」になったメンバーで「ｉｃｈｉｂａｎ」（Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ）や「Ｍｏｎｓｔｅｒ」（嵐）を披露。Ａぇ！ｇｒｏｕｐ・末澤誠也（３０）が「熱量がすごすぎて」と驚くほど、５万５０００人を魅了し続けた。

　年齢もユニットも超越した１０６人に共通した思いは、サブタイトルにも表した「大阪愛」。なにわ男子・西畑大吾（２７）が「（関西ジュニアで）代々、大事に受け継いできた曲」と「シルエット」や「大阪ロマネスク」を歌唱。ＭＣでは、全国デビュー２０周年のＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴを祝福したかと思えば、

なにわ男子・大西流星（２３）「ポップでかわいくて、おもろ感があるグッズ作らせていただきました」

ＷＥＳＴ．・重岡大毅（３２）「いや、雨降らんかったこと、もっと喜びましょう」

　関西発メンバーらしい、収拾がつかないトークもご愛嬌（あいきょう）。歌も踊りも笑いも詰め込んだ空間は終始笑顔に包まれたが、本編ラストに、ＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴ・安田章大（４０）は本音を吐露した。

　「私たちはアイドルをしていて。アイドルの心は折れないと思っているかもしれませんが、一つ一つ心が折れる瞬間あるんです」

　会場は静まり返り、安田の言葉に耳を傾けた。

　「だから、皆さんが救ってあげてください。必ず、もっと深い愛情でお返しするから。いろんな景色、いろんな思い、たくさんの経験をさせるから。だから、安心して付いてきてください。皆さんの道を照らすからね」

　アイドルの心の声に拍手が響き、「世界を明るく照らしましょう」の大合唱が会場を包み込んだ。１０６人と５万５０００人による大団円で、関西の夏のうたげが幕を閉じた。（田中　雄己）

◆ＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴデビュー２０周年おめでとう！サプライズに安田「お父さんみたいな感覚」

　〇…ＭＣ中には、この日全国デビュー２０周年を迎えたＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴにサプライズ演出が行われた。

　小瀧の合図で、５万５０００人のファンが「ＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴ　デビュー２０周年おめでとう」と声を合わせて祝福。大倉は「本当にいろいろなことがあって、２０年続くと思わなかった。それがこんな大きなステージに、皆と一緒に立てているのもうれしいですし、幸せ」と言えば、安田章大も「（後輩の）皆がとても成長していて。それぞれ見せ方を分かっているし、もうお父さんみたいな感覚で。僕らは２０年ですけど、死ぬまでアイドルやってくださいね」と語った。