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東京V、山田楓喜が今季3本目の直接FK弾「決める自信しかなかった」ここ10シーズンで年間最多タイ

スポーツ報知 / 2024年9月22日 21時47分

山田楓喜

◆明治安田J1リーグ ▽第31節 東京V―鳥栖(22日・味の素スタジアム)

 東京Vのパリ五輪日本代表MF山田楓喜が、シーズン3本目の直接FKを決めた。

 前半19分にゴール正面でFW木村勇大が倒されて直接FKを獲得すると、左足の名手は壁の上をふわりと越える弾道でゴール右上に沈めた。

 今季3本目の直接FK弾での2戦連続得点に、ヒーローインタビューでは「決める自信しかなかったし、(ボールを置いて)立った瞬間入ると思った。あとはきれいにゴールに流し込むだけでした」と納得の表情。試合後のミックスゾーンでも改めて「近かったので、自分が思ったところにそんな威力もなく、蹴り込むだけだったので。あそこでファウルをもらった瞬間、もう入ったなと思いました。壁越えたら、ボールも隠しているし、キーパーも反応できないと思うので。とりあえず壁越えたら入るなという印象だった。自分の左足を信じて蹴り込むだけでした」と振り返った。

 これで開幕・横浜FM戦(1●2)、第4節・新潟戦(2△2)に続き、今季3本目の直接FKでの得点となった。FKでの得点数は23年は伊藤涼太郎(新潟)の2点が最多で、22年は2点以上が不在。21年は4選手が2得点を記録していたが、3得点以上は20年のレアンドロ(FC東京)の3得点以来となった。シーズン4得点以上のFK弾は14年のレオシルバ(新潟)を最後に出ていないが、左足の名手には残り7試合でさらなる上積みが期待できそうだ。

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