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東京V 21年ぶりJ1で4連勝 城福浩監督「進歩を感じることができた試合」4位鹿島に勝ち点3差と急接近

スポーツ報知 / 2024年9月22日 22時10分

東京V・城福浩監督

◆明治安田J1リーグ ▽第31節 東京V2―0鳥栖(22日・味の素スタジアム)

 東京Vがホームで鳥栖と対戦し、2―0で勝利した。 前半19分にゴール正面でFW木村勇大が倒されて得た直接FKを、パリ五輪日本代表MF山田楓喜が左足でゴール右上に沈めた。名手の今季3本目の直接FKで先制すると、前半はリードを奪ったまま折り返した。

 後半は鳥栖もゴール前まで攻め込む場面もあったが、東京Vの守備陣がゴールを割らせず、後半36分にはセットプレーの流れから、MF翁長が頭でネットを揺らして追加点。このまま試合を締めくくり、これで2003年ファーストステージ以来、21年ぶりのJ1での4連勝を決めた。

 試合後、城福浩監督は第一声で「本当に多くのサポーターが来てくれて、事前に聞いていた人数よりもかなり多めだったので、本当にうれしいなと思いましたし、スタンドの席が埋まる姿を見て、彼らとともに戦っている感じが今日もありました」と感謝の言葉を述べた。

 開幕前には現実的な目標として「残留」を掲げてきたが、若い選手たちの練習からの取り組みが試合の結果に結びつきはじめ、これで4連勝で6位をキープ。さらに次節敵地で対戦する5位G大阪とは勝ち点2差、4位鹿島とも勝ち点3差にまで迫った。「難しい試合をみんなが理解しながら、我々がやってきたこと、やるべきことをしっかりと選手がやり通したことで、勝ち点を奪うことができて、選手の進歩を感じることができた試合だった」とたたえた。

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