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森田駿哉「体を含めていい状態で投げられた」東京Dデビュー 内海コーチ直伝魔球で5回1失点 手術後最多80球

スポーツ報知 / 2024年9月23日 6時15分

先発し5回1失点の好投を見せた森田駿哉(カメラ・岡野 将大)

◆イースタン・リーグ 巨人3x―2楽天=延長11回サヨナラ=(22日・東京ドーム)

 巨人のドラフト2位・森田駿哉投手(27)が22日、4月に受けた左肘手術後、最長の5回を投げて4安打1失点と好投した。イースタン・楽天戦(東京D)に中4日で先発。2軍では異例の2万7128人が集まった本拠地で術後最多の80球を投げ「5回を投げ切れたことは収穫。体を含めていい状態で投げられたのかな」とうなずいた。

 新兵器の習得にも前進した。2月に内海投手コーチから指導を受けたチェンジアップを初めて実戦で多投し、「まだ勝負球ではないけど、有利なところでは使えるようになってきている」。これまで配球に苦労していた右打者への攻め方が広がり、「少しずつ勝負ができるようになり、こういう配球をしようというのができつつある。精度を上げていきたい」と自信を深めた。

 左肘の故障もあってここまで1軍登板はないが、この日の“本拠地デビュー”は今後に向けた期待の表れでもある。「気を使ってもらって、こういう舞台で投げさせてもらえた。結果として応えたい思いもありますし、まずは今やれることをやることが一番。自分らしさ、投球をもっと明確にしてやっていきたい」。全身で感じ取った雰囲気を、次は1軍の舞台で味わう。(小島 和之)

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