ヤングなでしこ 北朝鮮に決勝で敗れ2大会ぶりの悲願ならず U―20女子W杯
スポーツ報知 / 2024年9月23日 8時18分
◆FIFA U―20女子W杯 ▽決勝 日本0―1北朝鮮(22日、コロンビア・ボゴタ)
2大会ぶりの優勝を目指した日本代表は決勝で北朝鮮に0―1で敗れた。北朝鮮は3度目の優勝。
準決勝のオランダ戦で2点目をアシストしたMF早間美空が、MF氏原里穂菜に代わって先発で出場。3月のU―20女子アジア杯でグループステージ3戦目と決勝で2度敗れた相手に、3度目の正直をかけて試合に臨んだ。
前半4分、いきなり日本にピンチが訪れる。北朝鮮FWチェイルソンに縦パスから抜け出されると、エリア内からシュートを放たれる。しかし、ここはGK大熊茜が正面へのシュートをセーブしピンチを脱した。
依然として北朝鮮に攻められる時間が続く中、同15分、右サイドでボールを持ったチェイルソンにドリブルで中に切り込まれると、エリア右から左足を一閃(いっせん)。シュートはDF白垣うのの頭をかすめると、先制弾がネットの中へ吸い込まれた。
日本は同32分にMF松窪真心がエリア手前からシュートを放ちチャンスを作るも、ボールはゴール左へ大きく外れる。同37分には早間に代えてFW笹井一愛を起用し打開を図るも、得点は得られず。決定機をなかなか作り出せず、苦しい時間帯が続く中、前半が終了した。
後半からは今大会チームトップの5得点を記録しているFW土方麻椰を1列下げ、笹井をCFに変更。後半17分にはMF天野紗、後半31分にはMF林愛花とMF角田楓佳を起用し、反撃を試みる。
後半37分には松窪がドリブル突破からゴール前にクロスを送り、この試合最大のチャンスになる。しかしクロスに合わせたDF小山史乃観のシュートは弱く相手GKにセーブされる。結局北朝鮮の強固な守備陣を最後まで崩すことが出来ず。2018年フランス大会以来の優勝をあと一歩のところで逃した。
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