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J3いわてグルージャ盛岡が痛恨ドロー…残留へ向けFW河辺駿太郎「絶対に勝たないといけないゲームだった」

スポーツ報知 / 2024年9月23日 8時52分

引き分けに終わり、サポーターの激励に応える岩手の選手たち(カメラ・甲斐 毅彦)

◇明治安田J3リーグ 第29節 YS横浜0-0いわてグルージャ盛岡(22日・ニッパツ三ツ沢球技場)

 最下位20位のいわてグルージャ盛岡は、J3残留を争うYS横浜とアウェーで対戦し、0―0で引き分けた。後半からは怒とうの攻撃を見せ、シュート数でも14―11と上回ったが、1点が遠かった。星川敬監督(48)の就任後5試合の戦績はこれで1勝1分け3敗。勝ち点を18としたが、残留への厳しい戦いは続く。

  残留を争う熱い戦いは、両者無得点の痛み分けに終わった。岩手にとっては尻上がりに攻撃力が増しただけに歯がゆい試合。星川監督は「前半は私よりも勝ちたくない選手がいた。後半の45分だけでは崩せなかった」と悔しさをにじませた。

 前半11分、DF下上昇大(23)が脳しんとうを起こし、担架で搬送されるアクシデント。代わって投入されたDF深川大輔(25)はその穴を埋め、直接FKではクロスバー直撃の見せ場もつくった。最多5本のシュートを放ったMF加々美登生(25)は「3、4本は決めなきゃいけなかった」。後半25分に枠内へシュートを放つも阻まれたFW河辺駿太郎(28)は「絶対に勝たないといけないゲームだった。率直に悔しい」。ゴールだけが足りなかった。

 残留圏内の暫定18位・YS横浜との勝ち点差は10。最年長のDF深津康太(40)は「残り9試合全部勝って、サポーターの声援に応えたい」と前を向いた。

(甲斐 毅彦)

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