【高校野球】 夏の甲子園出場・花咲徳栄のセンバツ出場が絶望的に… 宿敵・浦和学院に敗れる

取材に応じる花咲徳栄・岩井隆監督（カメラ・浜木　俊介）

◆秋季高校野球埼玉県大会▽３回戦　浦和学院４―１花咲徳栄（２３日・大宮公園）

　夏の甲子園に出場した花咲徳栄が、３回戦で宿命のライバル・浦和学院に敗れ、来春センバツへの出場が絶望的となった。

　１回表に１点を先取したが、３～５回にいずれも守りのミス絡みで１点ずつ失った。「コンバートしているので、守備が不安点ではあった」と岩井隆監督（５４）。試合を通じて失策が３、暴投も３つあった。

　それでも「（力が）頭ひとつ抜けている」と位置づけていた浦和学院に対し１―４。指揮官は「（甲子園出場で）チーム作りが遅れたが、最初のことを考えれば、よく頑張ってくれた。負け惜しみでなく『ひと冬越えれば分からんな』というものが見えた」と前を向いた。