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【高校野球】部員9人の東京都市大付が本大会へ! 錦城学園に8―1とコールド勝利

スポーツ報知 / 2024年9月23日 14時36分

ベンチで盛り上がる東京都市大付ナイン

◆秋季高校野球東京大会1次予選 ▽代表決定戦 東京都市大付 8―1 錦城学園=8回コールド=(22日・成蹊高校グラウンド)

 東京都市大付は錦城学園に8―1で勝利し、10月5日から始まる本大会出場の権利を得た。

 部員9人のチームが、一丸となって勝利をもぎ取った。初回、4番・宮碧杜(2年)の左前適時打により先制。3回に追いつかれたが、7回に一挙6得点のビッグイニングを作った。1死満塁から小川陸(1年)の右越え3点打など打者一巡の猛攻で、リードを広げた。8回にも1点を加え、コールド勝ち。背番号1の藤田和哉(2年)も4安打1四球無失点に抑えた。

 野田宏幸監督(62)は「正直、相手も強いですし、まさか勝つことができるとは思っていなかった」と笑みがこぼれた。当初、指揮官は連合チームでの出場を選手たちに提案。練習や試合でけが人が1人でも出てしまえば、その時点で棄権することになるからだ。実際に大会直前まで体調不良となり復帰したばかりの選手もいるという。しかし、選手たちは単独出場を希望。代表決定戦2日前にも、メンタルの重要性を選手同士がミーティングで共有して臨んだ。臆することなく立ち向かったナインに「いろんな面で覚悟して、それが成長につながってきた」と目を細めた。

 ベンチに座る記録員やボールボーイは引退した3年生が手伝ってくれている。中学からともに練習に打ち込んできた仲間とあって、雰囲気の良さが終始にじみ出ていた。主将の面谷航大(2年)も「中学からチームとしてやってきたので、信頼し合っている」と胸を張る。「また相手は格上になると思うけど、今日のような試合をもう1回体現できるように。初回から出せる全てをぶつけていきたい」と9年ぶりとなる都大会での白星に向け、気合いを込めた。(雑誌『報知高校野球』取材班)

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