錦織圭、１回戦は１４年全米決勝の再現 ６年ぶり出場初戦で元世界３位チリッチと激突…木下グループ・ジャパンＯＰ

公開練習で笑顔を見せる錦織圭(カメラ・岡野　将大)

　２５日開幕の男子テニスツアー公式戦、木下グループ・ジャパン・オープン（東京・有明）の本戦組み合わせ抽選が２３日、会場で行われた。元世界ランキング４位で６年ぶりの出場となった錦織圭（ユニクロ）の１回戦は、１４年全米オープン決勝で対戦した元世界３位のマリン・チリッチ（クロアチア）に決まった。

　錦織とチリッチは、ライバル関係で、対戦回数が過去１５回。錦織が、対戦した選手の中でも、非常に多い対戦数を誇る。対戦成績は、錦織から９勝６敗。しかし、最大の決勝の舞台だった１４年全米決勝では、錦織がストレートで敗れた。

　錦織がけがからの復帰過程であるのと同様に、チリッチもひざの手術から復帰途中だ。２３年１月に古傷のひざを手術。同年７月、今年１月に数大会で復帰したが、離脱を繰り返し、８月に完全復帰したばかりだ。ともに、同時期に一時代を築いたライバル同士が、復活を目指して有明で激突だ。