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【ソフトバンク】激レア?審判団が2者連続で「協議」 今宮健太の進塁&栗原陵矢の打球巡り

スポーツ報知 / 2024年9月23日 21時14分

8回無死一、二塁、今宮健太が送りバントを決め、佐藤一磨が一塁へ悪送球、カバーに入った来田涼斗が本塁へ悪送球、2点を追加し無死三塁となる(カメラ・渡辺 了文)

◆パ・リーグ オリックス―ソフトバンク(23日・京セラドーム大阪)

 ソフトバンクの8回の攻撃中、プレーを巡って2打者連続で審判団が協議する珍しいシーンがあった。

 7―4の無死一、二塁。今宮がバントを転がし、打球を投手・佐藤が捕球。一塁に送球したが高投の悪送球となった。このボールをファウルグラウンドでバックアップしていた右翼・来田が捕球し、今度は本塁に送球。このボールも高投の悪送球となり、三塁ダッグアウトに入ってしまった。

 二塁走者の川村に続き、一塁走者の周東もホームイン。今宮が二塁にとどまったところでプレー再開となりかけた。ここで審判団が協議。来田が送球した際に今宮が既に一塁に達していたことが確認され、今宮は三塁への安全進塁権を認められ、無死三塁でプレー再開した。

 続く栗原は3球目を叩き、一塁線へ打球を放った。一塁・内藤は捕球して一塁を踏んだ。この際、一塁塁審の須山氏はフェア、球審の土山氏はファウルと、ジャッジが分かれた。オリックス・中嶋監督の抗議を受け、ここでも協議に入り、責任審判の三塁塁審・嶋田氏が「フェアとして1死三塁でプレーを再開します」とアナウンス。試合が続行された。

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