再昇格へ巨人２８歳右腕「課題にしていたカーブを使うことができた」４０キロ差緩急で７回２失点

巨人・高橋礼

◆イースタン・リーグ　ロッテ３―２巨人（２３日・佐倉）

　巨人・高橋礼投手（２８）が２３日、イースタン・リーグのロッテ戦（佐倉）に先発し、７回４安打２失点と好投した。最速１３６キロの直球と９０キロ台のカーブを駆使し、４０キロ差の緩急をつけた投球で、相手打線を手玉に取った。「課題にしていたカーブを使うことができました。ストレートも高低を使えましたし、シンカーやスライダーもコーナーに丁寧に投げることができたのでゴロを多く取れたと思います」と振り返った。

　先月下旬から、投球の幅を広げるためにカーブを重点的に取り組んできた。「真っすぐが武器なので、それを生かす球種を増やしていければ」。４回と７回に共に四球絡みで１失点ずつ喫したのは課題が残ったが、７回を９１球で投げきった。「長いイニング投げても、球威は落ちずに投げきることができました」と手応えをつかんだ。