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バレーボール・東レ静岡&東レ滋賀 異例の東京で新体制会見…重藤&深沢主将「目標は優勝」

スポーツ報知 / 2024年9月24日 15時7分

SVリーグ開幕に向けて会見で意気込みを語った男子の東レアローズ静岡と女子の東レアローズ滋賀

 バレーボール男子の東レアローズ静岡と女子の東レアローズ滋賀が24日、東京都内で会見し、10月に新たに開幕する「SVリーグ」に向けて、意気込みを語った。東レは昨季までの部の活動から法人化して新たなスタート。世界を見据え、両チームの本拠ではなく異例の東京で会見を開いた。チーム名には両チームともに地域名を入れ、社名は残した。司会者が「静岡」と「滋賀」のチーム名を言い間違える“ハプニング”はあったが、会見に集ったファンとともに、笑顔で確かな一歩を踏み出した。

 昨季前身のVリーグでプレーオフ3位の東レアローズ静岡の主将でアウトサイドヒッター(OH)の重藤トビアス赳(たけし)は「昨季は全ての大会で3位。今年こそは優勝したい」と目標を掲げた。新たに就任した阿部裕太監督は「世界基準になるリーグの始まりで責任を感じている。『リボーン(生まれ変わる)』というテーマを体現できるように」と思いを述べた。8月に40歳を迎えた米山裕太は「みんなのお父さん、お兄さんのような感じ。フレッシュな気持ちで頑張りたいです」と笑顔で話した。

 女子の東レアローズ滋賀は昨季8位に沈んだが、新リーグで復活を期す。主将に就任したOHの深沢つぐみは「強いアローズを取り戻したい思いが強かった」と役職を引き受けたといい、「目標は何が何でも優勝」と意気込んだ。イタリア代表のオポジット、シルビア・ヌワカロールは「スパイクの高さは見所。コート内でのポジティブな姿勢を見て欲しい」と気合十分。16年リオ、21年東京五輪代表のセッター・田代佳奈美はフランス、トルコなどでプレーし、18年以来にチームに戻り、「バレー人生で一番いいシーズンになるように」と決意をにじませた。

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