ヤングなでしこ狩野倫久監督「道をつくっていくのは自分自身」とU―20W杯準Vに終わった選手たちへエール
スポーツ報知 / 2024年9月24日 20時48分
サッカーU―20女子W杯コロンビア大会で準優勝した日本代表「ヤングなでしこ」は24日、成田空港に帰国した。狩野倫久監督は2大会連続で準優勝に終わった大会について「最後は非常に悔しい結果になったが、若い世代の選手たちが大会を通じて大きく成長し、次のなでしこを後押しする若い選手たちが世界の舞台で躍動した。そういったところが見れた、成長が感じられた非常に貴重で大きな大会だった」と振り返った。
日本は大会史上初の3大会連続決勝進出を果たしたが、決勝ではU―20アジア杯でグループステージと決勝で2度敗れた北朝鮮に0―1で惜しくも敗北。決勝戦は序盤の緊張を乗り越え、徐々に適応していったと狩野監督は振り返ったが、「ゴールを目指し、守るというバトルがある中で、今この状況で何を実行していくのかという部分はさらに上げていく必要があると感じた」とプレーの質を課題に挙げた。
さらに指揮官は「フィットネスレベルを追求して上げていく必要がある」と続けた。試合の中でプレーのスピードや、次のプレーを思考するまでのスピードが上がっていると言及し、「(これからは)技術レベルがさらに卓越した選手でなければ残っていけない。インテンシティーを出させないだけの技術や判断のクオリティーはもっと追求していける」と、世界で通用するために技術面のさらなる向上を掲げた。
前回のU―20W杯後には、FW藤野あおば、FW浜野まいか、DF石川璃音が翌年に開催されたW杯に女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバーに選出された。狩野監督は解散前に「自分の夢や目標に向けて、今できることを全力でまずやること」と選手たちに伝えると「選手たちが今後やっていく、さらには強いなでしこを作っていくためにはこれからが大事ということは言ったが、その道をつくっていくのは自分自身だという話をさせてもらった」と、選手たちの将来の「なでしこジャパン」入りへエールを送った。
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