ジャッジが３試合連続の５６号 メジャーの本塁打トップ争いで大谷翔平に３本差

◆米大リーグ　ヤンキース―オリオールズ（２４日・ニューヨーク州ニューヨーク＝ヤンキースタジアム）

　ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が２４日（日本時間２５日）、本拠のオリオールズ戦に「３番・中堅」で先発出場し、３試合連続の５６号本塁打を放って、ア・リーグの本塁打ダービーは独走。大谷翔平（ドジャース）とのメジャートップ争いも３本差をつけた。

　この日勝てば２年ぶり優勝が決まるオリオールズとの大一番。ジャッジのバットが火を噴いたのは４回だった。右腕クリマーのフルカウントからの内角低めのスプリットをすくい上げた。１１０・４マイル（約１７８キロ）の打球速度で飛び出すと、角度３３度の大きな放物線を描いて左中間スタンドに突き刺さる飛距離１２４メートルの一発。

　ジャッジは５１号を放ったあと、自己ワーストの１６試合の本塁打ブランクがあったが、その後は１０試合で５本と再び量産ペースにもどり２年ぶり２度目の６０発の大台を目指す。