ドジャースが勝利数上位３人を欠いてプレーオフへ 山本由伸は３か月離脱も先発では“チーム内最多勝”に

　◆米大リーグ　ドジャース―パドレス（２４日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２４日（日本時間２５日）、本拠地・パドレス戦に「１番・指名打者」でスタメン出場し、初回先頭の１打席目に右翼へエンタイトル二塁打を放つと、続くベッツの遊ゴロに失策が絡み、先取点となるホームを踏んだ。

　ドジャースは試合前、今季チーム最多１１勝を挙げているストーンを６０日間の負傷者リスト（ＩＬ）に移行したことを発表。プレーオフを勝ち進んだとしても復帰は事実上不可能で、今季終了が確実になった。同じくチーム２位の９勝を挙げているグラスノーもすでに右肘痛のため６０日間のＩＬに入っており、今季終了が決まっている。同３位で８勝を挙げていたパクストンはシーズン途中にレッドソックスへ移籍している。

　現時点でチーム内最多勝は救援のトライネンの７勝。先発では約３か月離脱していた山本、途中加入のフラーティが６勝で最多。フラーティは移籍前のタイガースでの成績を加えると、１３勝を挙げている。通算２１２勝のカーショーもＩＬ入りしており、レギュラーシーズン中の復帰は厳しい。プレーオフへ向けて先発陣の台所事情は苦しくなっている。