ドジャースまさかのトリプルプレーで試合終了 逆転負け…今後のパドレスとの優勝決定の行方は…

◆米大リーグ　ドジャース２―４パドレス（２４日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２４日（日本時間２５日）、本拠地・パドレス戦に「１番・指名打者」でフル出場し、３打数１安打で７試合ぶりに本塁打も盗塁も記録されず「５３本塁打＆５５盗塁」から前進はなかった。地区優勝を争うパドレスとの首位攻防３連戦初戦で逆転負けを喫し、２ゲーム差に迫られた。９回は２点差で無死一、二塁、ネクストバッターズサークルに大谷が控える場面だったが、ロハスがまさかの三重殺で試合終了。ドジャースの最短優勝は２６日（同２７日）となった。

　首位攻防３連戦はまさかの幕切れとなった。元阪神の守護神・スアレスから、ドジャースは６番・スミスからの下位打線で３連打。２点差に迫って、なおも無死一、二塁だったが、９番・ロハスがトリプルプレーに倒れて試合終了となった。プレーオフ進出を決めたパドレスはその後、クラブハウスでシャンパンファイトが行われた。

　地区優勝の行方は、首位ドジャースが２ゲーム差で依然、優位に立っているが、３連戦３連敗となると、パドレスにマジックが点灯する。今後の行方は以下の通り。

　★ドジャース、パドレスの今後の優勝争い行方

　▽ドジャース２連勝　２６日（日本時間２７日）に地区優勝決定。

　▽１勝１敗　ドジャースに優勝マジック「２」。２７日からのドジャースは敵地・ロッキーズ３連戦、パドレスは敵地・ダイヤモンドバックス３連戦に優勝決定は持ち越しもド軍有利は変わらず。

　▽パドレス２連勝　９３勝６３敗で並ぶが、直接対決の対戦成績で上回るパドレスに優勝マジック「３」が点灯。パドレスは最短２８日（同２９日）に優勝決定。