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安青錦、ウクライナ出身2人目の関取に 初土俵から所要7場所のスピード出世「自分でも速いと思う」

スポーツ報知 / 2024年9月25日 21時55分

安青錦(左)は師匠の安治川親方とガッチリ握手(カメラ・三須 慶太)

 日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で大相撲九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)の番付編成会議を開き、十両昇進力士を決めた。

 安青錦(安治川)はウクライナ出身としては2人目の関取となった。昨年秋場所の初土俵から所要7場所での新十両は、年6場所制となった1958年以降初土俵では5位のスピード出世(付け出し除く)だ。都内の部屋で会見した20歳の安青錦は「自分でも速いと思います」と話した上で「師匠(安治川親方=元関脇・安美錦)は21歳で新十両だったので、それに負けないようにという気持ちはありました」と笑顔を見せた。

 2022年2月のロシアの侵攻による戦禍からドイツへ避難。その後に来日し、角界の門をたたいた。「毎日が大変な状況なので、心配しています」と母国を思わない日はない。また「勝つ姿を見せたいと思います」とも語った。土俵の上で活躍し、ウクライナの仲間たちに良い知らせを届ける。

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