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デビュー4戦目の松本流星が7回TKO勝利で日本ミニマム級王座獲得「日本タイトルは特別うれしいです」

スポーツ報知 / 2024年9月25日 23時28分

日本ミニマム級王座決定戦で森且貴(左)と対戦した松本流星(カメラ・戸田幸治)

 ◆プロボクシング ▽日本ミニマム級(47・6キロ以下)王座決定10回戦 同級2位・松本流星―同級1位・森且貴(25日、東京・後楽園ホール)

 大橋ジムの大橋秀行会長がWBC世界ミニマム級王者時代の1990年10月25日に軽量級最強といわれたリカルド・ロペス(メキシコ)と対戦したことを記念し、全7試合でミニマム級のカードが組まれた。メインの日本王座決定戦では松本流星(帝拳)と森且貴(大橋)が激突。7回、試合を優勢に進めていた松本が左ストレートでダウンを奪うと、さらにラッシュをかけたところでレフェリーが試合を止めた。プロ4戦目でのタイトル獲得に「(ベルトは)いい感触です。日本タイトルは特別なのでうれしい」と試合後は満面の笑みを見せた。

 戦績は26歳の松本は4勝(2KO)、24歳の森が12勝(3KO)4敗。

 全日本選手権優勝を含めたアマチュア4冠の松本は初のタイトル戦に初の10回戦、初の日本人との対戦となったが完勝だった。田中繊大トレーナーの指導の下、長いラウンドのスパーリングやミット打ちなどでスタミナ対策も万全。1回から圧力をかけ、相手が接近戦を挑んでくると、足を使って距離を取りながら、確実にダメージを与えていった。

 WBC世界ミニマム級21度防衛の”レジェンド”、ロペス氏の前での戴冠に「この階級で、この階級じゃなくても特別な人の前で試合できたのは光栄」と無敗での王座獲得に胸を張った。

 一方の森にとっては3度目のタイトル挑戦。22年1月の石沢開(M・T)との王座決定戦は8回TKO負け、昨年11月には当時の日本同級王者・高田勇仁(ライオンズ)に挑戦したが判定負けした。「心身ともに過去イチの仕上がり。心の部分でもしっかり今までできていなかったことを作り上げてきた。サウスポー対策もばっちり」とこちらも準備を整えて試合に臨んだが、4度目の挑戦もベルトには届かなかった。

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