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【高校野球】宮古・岩泉が連合チーム10年ぶりの秋1勝…一関二を下して初の8強入り…岩手県秋季大会

スポーツ報知 / 2024年9月26日 6時30分

連合チームとして10年ぶりの勝利を挙げ、応援席へ笑顔で駆け出す宮古・岩泉連合の選手たち(カメラ・有吉 広紀)

◆高校野球◇岩手県秋季大会 ▽2回戦 宮古・岩泉連合5-2一関二(25日・花巻)

 岩手2回戦で宮古・岩泉連合が一関二を5―2で下し、連合チームとしては10年ぶりの秋1勝と初の8強入りを決めた。

 2校が力を合わせ、新たな歴史を刻んだ。宮古9人、岩泉7人の計16人で戦った宮古・岩泉連合が一関二を撃破。秋季では14年の葛巻・伊保内・沼宮内(1回戦・3―2一戸)以来10年ぶりの勝利で、連合チーム初の8強入りだ。1点を追う3回に無死満塁と攻め立て、2番・三塁の小笠原駿太主将(2年)の左前適時打で同点。その後押し出し四球で勝ち越すなど計4点を加え、6回は2死二塁から小笠原主将の左前適時打で突き放した。チームを指揮する宮古の沢田靖永監督は「粘れるようになってきて、いつも通りやってくれた」と選手たちをたたえた。

 “顔なじみ”がそろう連合チームだ。7月下旬から活動を始めたがともに沿岸地区であり、同じ中学出身者や中学時に合同チームでプレーしたこともある選手たちが多かったという。小笠原主将は「はじめましてというより、久しぶりという感じでした」。この日もベンチの控え選手たちが笑顔で出迎える場面が多くあり、「仲良くやっている証拠だと思います」と笑った。一つのチームとして結束力を高めた結果が勝利につながった。

 準決勝進出を懸け、26日の準々決勝は久慈と対戦する。「相手がどこでも自分たちがやれることをやるしかない」と指揮官。小笠原主将も「初回からいつも通りやっていきたい」と意気込みを語った。異なるユニホームを着ていても勝利を目指す思いは同じだと、団結して白星をつかみにいく。(有吉 広紀)

 〇…花巻東は水沢に2-1。背番号10の右腕・金野快(2年)が0―0の4回1死満塁で救援登板。三ゴロ併殺でピンチを切り抜けると最後まで投げ抜き、5回2/3を4安打7奪三振1失点にまとめた。打線は安打数で相手の8本に対し3本と劣勢の中、6回にスクイズなどで2点を奪い、粘り強さを見せた。金野は「これからもいろんな場面で投げると思うけど、焦らずいつも通りの投球をしたい」と力強く語った。

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