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遠藤航、公式戦7試合目にして今季初先発! 堅実なプレーで5―1勝利に貢献、後半37分まで82分間プレー

スポーツ報知 / 2024年9月26日 8時47分

◆イングランド リーグ杯3回戦 リバプール5―1ウェストハム(25日、英国・リバプール=アンフィールド)

 25日、英国ではリーグ杯3回戦が2試合行われ、日本代表主将・遠藤航(31)が所属するリバプールはホームでプレミアリーグ所属のウェストハムと対戦。遠藤はこの試合で今季初の公式戦先発を果たした。

 前半21分のオウンゴールを遠藤が”アシスト”した形になった。ウェストハムのコーナーキックからリバプール・ゴール前でのスクランブル。遠藤が反射的に右足でクリアしようと蹴ったボールが至近距離にいたクアンサーの左足に当たって、先制点を与えた。

 しかし、リバプールはこの不運な先制点のわずか3分後にジョッタがヘディングで同点弾を決めると、後半開始早々の4分にもジョーンズの見事なスルーパスに右足を合わせて2点目を奪い、逆転に成功した。

 さらに後半29分にはサブで登場したエース・サラーが3点目を押し込んでリバプールが試合を決めると、同31分にウェストハムはMFアルバレスが2枚目のイエローカードをもらって累積退場。この後、数的優位に立ったリバプールは、後半45分、そしてアディショナルタイムの3分にガクポが立て続けに2点を奪って、5-1大勝劇を飾った。

 遠藤は後半37分に21歳MFモートンと交代。相手の先制点となったオウンゴールに絡んでしまったが、その後はしっかりとアンカーの役目を果たし、後半はサラーやマック・アリスターにスルーパスを放って、攻撃的なプレーでも存在感を示した。

 そんな遠藤の交代時にアンフィールドのサポーターはスタンディング・オベーションで応じ、31歳日本代表主将の健闘を労った。

 スロット監督は試合後の会見で「先週から今週にかけて、うちのチームには質の高い選手が数多くいることが証明された」と語り、遠藤をはじめ、控え選手が活躍したリーグ戦を総括。また4回戦の相手が今回のウェストハムに続き、プレミアリーグ所属の三笘薫を擁するブライトンに決定したことについては「また困難な相手になった。しかしこのカップを勝ち取るためにはそういう強い相手に勝たなければならない」と話して、昨季優勝を果たしたリーグ杯連覇に意欲を見せていた。

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