大谷翔平５０号ボールがオークションに…即決価格は日本円で約６億５０００万円

　米オークションハウス「ゴールディン」は２５日、ドジャース大谷翔平投手が史上初の「５０―５０」を決めた５０号ホームランボールのオークションを２７日（日本時間２８日）から開催すると発表した。ボールにはＭＬＢ公認のホログラムシールが貼付されている。

　ドジャースは当初、ボールを拾った人物に３０万ドル（約４３００万円）を提示したが、断られたという。入札開始価格は５０万ドル（約７２００万円）で来月９日まで。即決価格は４５０万ドル（約６億５０００万円）。入札額が上昇し、期間中に３００万ドル（約４億３０００万円）に到達した場合は、即決価格はなくなり、青天井の競争入札になるという。延長入札は米東部時間１６日午後１０時（同１７日午前１１時）に開始される。

　ＥＳＰＮ局によると、野球ボールの史上最高額は１９９９年にＭ・マグワイアの７０号ボールに支払った３０５万ドル。２０２２年、Ａ・ジャッジの６２号ボールは１５０万ドルで落札されており、史上２位の高額ボールとなっている。

　ゴールディンの代表のＫ・ゴールディン氏は「大谷は野球界でこれまで見たこともない、そして今後二度と見られないようなユニークなアスリートだと思う。彼は三冠王を獲得しながら６０盗塁もできる選手。健康ならサイ・ヤング賞級の投手でもある」とコメントしている。