【高校野球】一関学院が２年連続の東北大会出場王手… 高橋滋監督の「自分を信じろ！」で接戦制す

２回に先制打を放った一関学院・小岩（カメラ・有吉　広紀）

◆高校野球◇秋季岩手県大会　準々決勝　一関学院２－０盛岡大付（２６日・花巻球場）

　昨秋県王者＆東北大会４強の一関学院が盛岡大付に２―０で競り勝ち、２年連続の東北大会（１０月１２日開幕、福島）の出場に“王手”をかけた。２回無死三塁から５番・小岩龍輝左翼手（２年）の左越え適時二塁打で先制。その後互いに無得点が続いたが、９回２死一、三塁で１番・其田瑠生中堅手（２年）が中前適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては背番号１０の左腕・佐々木遼（はるか、２年）が、低めを丁寧に突く投球で相手打線を４安打に抑えて公式戦初完投初完封。試合中、選手に「自分を信じろ！」と何度も声をかけていた高橋滋監督は「この大会は堂々と、自分を信じて戦おうと言っている。弱気になりそうな場面でもみんな踏ん張れたかな」と選手たちの頑張りをたたえていた。東北大会には各県上位３校が出場する。