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【DeNA】投壊で今季最悪12失点で26年連続V逸が確定 先発ケイが来日最短KOで怒りあらわに

スポーツ報知 / 2024年9月26日 23時1分

2回2死満塁、長野久義に2点中前適時打を打たれ降板のケイ(左)と三浦大輔監督(カメラ・今成 良輔)

◆JERA セ・リーグ DeNA4―12巨人(26日・横浜スタジアム)

 DeNAの投手陣が打ち込まれ、今季ワーストの大量12失点で敗れた。12球団最長の26年連続V逸が確定した。

 先発のケイが誤算だった。初回先頭の丸に左翼線二塁打を浴びると、1死三塁から吉川の左前に上がった飛球が、遊撃との間に落ちるポテンヒットになって、先制を許した。なおも1死満塁のピンチ。坂本を投ゴロに打ち取ったが、本塁封殺の後に、捕手・伊藤の一塁への送球がワンバウンドでわずかにそれ、一塁オースティンの足がベースから離れた。併殺ならチェンジだったが2死満塁となり、岸田に2点二塁打を浴びた。ベンチではグラブをたたきつけてイライラを募らせた。

 2回には2死満塁から、打ち取ったはずの長野の飛球が、中堅・桑原の前に落ち2点を失った。三浦監督から交代を告げられると、大声を発しながら降板。1回2/3イニングで被安打7、6失点で来日最短KO。ベンチでグラブ、帽子、ペットボトルを投げつけて悔しさをあらわにした。「不運な当たりもあり自分の思うような投球ができなかった」とコメントした。

 打線は2回に宮崎の13号ソロ、3回には5本の長短打を集めて3点を返した。一時2点差に詰め寄ったが、4回に2番手の上茶谷が岡本和に27号ソロを浴びると、坂本には7号2ランを許して突き放された。その後、3番手の森唯も3失点。試合の流れを呼び戻すことはできなった。

 リーグ優勝の可能性は完全に消滅。三浦監督は「負ければそうなる。残り8試合全力で戦っていけるようにしていくだけ」と気持ちを切り替えた。4位・広島も敗れゲーム差は1・5のまま。3年連続のクライマックスシリーズ進出に照準を合わせた。

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