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J2清水 13戦勝ちなしの国立で横浜FCと頂上決戦…秋葉監督「必ず勝ってどちらが優勝にふさわしいか決める」

スポーツ報知 / 2024年9月27日 7時52分

練習開始前、秋葉監督(中央手前)の話を聞く清水イレブン(カメラ・武藤 瑞基)

 いざ、頂上決戦へ―。J2首位の清水エスパルスは28日、ホームの国立競技場で2位の横浜FCと対戦(午後6時)する。26日は三保で一部非公開調整。昨年12月のJ1昇格プレーオフ(PO)決勝で引き分けるなど、公式戦13戦勝ちなしの聖地で凱歌(がいか)を上げ、悲願達成へラストスパートに入る。

 舞台は整った。決戦2日前。三保のピッチは高揚感に包まれていた。勝ち点1差で迎えるライバルとの直接対決。会場は聖地・国立だ。清水関係者によると5万9000枚以上を発券しており、クラブ史上最多入場者数を更新する可能性が高い。秋葉忠宏監督(48)は「こんなシチュエーションはない。必ず勝ってどちらが優勝にふさわしいか決める」と宣言した。

 歴史を変えるチャンスだ。国立では02年2月のゼロックス杯(対鹿島)を最後に13戦勝ちなし。特に昨年12月にはPO決勝(対東京V、1△1)で後半アディショナルタイムに追いつかれ、昇格を逃した苦い記憶がある。「忘れ物を取り戻す」と指揮官。同戦でPKを献上したDF高橋も「悔しさはみんな抱えている。気持ちを晴らしたい」と表情を引き締めた。

 清水がリーグ最多61得点を誇る一方、横浜FCは同最少の19失点。5月の敵地戦は0●2で、内容も含め完敗した。攻撃をつかさどるMF乾は「崩せない相手じゃない。試行錯誤してやっていく」。守備でカギを握るのはセットプレー。横浜FCのDF福森はリーグダントツのアシスト数(14)を記録しており、前回対戦でもショートコーナーから先制されている。「スピード、高さを使い分けられるトップレベルのキッカー。より集中していく」と高橋。秋葉監督は「うちにもいいキッカーはそろっている。やられたらやり返す」と強調した。

 3位・長崎の結果次第では、最短で10月6日のアウェー・水戸戦で昇格が決まる。昨年のPO後、国立のロッカーで指揮官は涙にくれる選手たちに「何回負けて泣いてんだ。負けて泣くんじゃねえ」とカツを入れて再出発した。あれから301日。今度は聖地に笑顔を飾る。(武藤 瑞基)

 ◆清水の昇格決定 清水の2位以上が確定するのは最短で10月6日のアウェー・水戸戦となる。条件は以下4パターンのいずれかで、〈1〉清水が2連勝かつ長崎が2試合で勝ち点4以下〈2〉清水が2試合で勝ち点4かつ長崎が同2以下〈3〉清水が2試合で勝ち点3かつ長崎が同1以下〈4〉清水が2試合で勝ち点2かつ長崎が2連敗。また清水が3連勝、横浜FCが3連敗なら同20日のホーム・山形戦で清水のJ2優勝が決まる。

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