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「日本で走るのが楽しみ」武豊騎手が欧米G1・6勝のディープ産駒と初対面「すごく似ている」

スポーツ報知 / 2024年9月27日 9時11分

クールモアスタッドのインスタグラム(@coolmorestud)より

 名馬を輩出するアイルランドのクールモアスタッドが27日、公式インスタグラムを更新。現地を訪れている武豊騎手(55)=栗東・フリー=のインタビュー動画をアップした。

 武豊はフランスの凱旋門賞・G1(10月6日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)でコンビを組むアルリファー(牡4歳、J・オブライエン厩舎、父ウートンバセット)の1週前追い切りに騎乗するために現地入り。「初めてアイルランドの調教施設を見て、いやー、まず広さにビックリだし、施設の素晴らしさ。ジョセフ(オブライエン調教師)のところもそうだし、バリードイルも初めてきて、前から来たかったところだったので、いろいろと勉強になることばかりで。こういう環境だと馬にとって、すごくいいなと思いましたね」と施設の印象を語った。

 同スタッドでは、自身が主戦を務めたディープインパクト産駒のオーギュストロダンを見る機会にも恵まれた。「ジャパンカップに来るというのは日本でもすごくニュースになって、日本の競馬ファンも彼が日本で走ることをすごく楽しみにしている。ディープインパクトのラストクロップということで本当にみんな楽しみにしていて。きょう僕、初めて生で見たんだけど、すごくディープインパクトに似ていて、きれいな馬だと思いました」。直近のアイリッシュチャンピオンSでは惜しくも2着に敗れたが、欧米でG1・6勝を挙げているディープ産駒との対面を楽しんだようだ。

 さらには世界的な種牡馬がけい養されているクールモアの種馬場も見学。「クールモアのスタリオンに行って、やっぱりいま個人的に興味あるのはウートンバセット。子供が走っているのですごく興味があるし、ノーネイネヴァーも昨日見て、やっぱり優れたスプリント能力を持っているんだなと見て分かりましたし、そういう良さが子供に伝わっているのかなと思いました」と感心している様子だった。

 武豊騎手はアルリファーの1週前追い切り後に帰国。今週は28日が中京、29日には中山へ移動し、メインのスプリンターズS・G1ではオオバンブルマイ(牡4歳、栗東・吉村圭司厩舎、父ディスクリートキャット)に騎乗する。

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