ドジャース激震 昨季６８登板のリリーフエースが右肩炎症で３度目の離脱 山本由伸支える２番手捕手は復帰

◆米大リーグ　ドジャース―パドレス（２６日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャースは２６日（日本時間２７日）、Ｂ・グラテロル投手（２６）を右肩の炎症で負傷者リスト（ＩＬ）入りさせたと発表。代わってＢ・カスペリアス投手が昇格した。

　昨季６８試合で４勝２敗７セーブ、防御率１・２０だった右腕はリリーフエースとして期待されながら、今季は開幕前にも右肩の炎症で６０日間のＩＬ入り。今季初登板だった８月６日（同７日）の本拠地・フィリーズ戦では右太もも裏の張りを訴えて８球で緊急降板し、涙を流して悔しがった。今月１０日（同１１日）にメジャー復帰し、７試合で０勝０敗、防御率２・４５と安定した投球を見せていたが、再び離脱となった。ブルペンに不安が残るド軍投手陣には大きな痛手となる。

　また、正捕手スミスを支える２番手のＡ・バーンズ捕手が左足親指骨折から復帰。バッテリーを組みことの多い山本由伸投手（２６）にとっては朗報だろう。代わってＨ・フェドゥシア捕手がマイナーに降格した。