ソニー仙台が今年いっぱいで活動休止 １５年優勝のＪＦＬも退会

２０２１年５月、天皇杯切符を手にし記念撮影でおどけるソニー仙台イレブン

　ＪＦＬのソニー仙台は２７日、１２月末をもって活動を終了すると発表した。同日にはＪＦＬに退会届を提出した。

　ソニー仙台は１９６８年に社内同好会として発足し、９８年からジャパンフットボールリーグ（旧ＪＦＬ）へ昇格。９９年からの日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）では２０１５年に初優勝を果たすなど存在感を示してきた。今季は第２１節終了時点で６勝４分け１１敗と１６チーム中１３位につけている。

　同クラブは「チームの今後について検討を重ねた結果、２０２４年１２月末で活動を終了することになりました。日本フットボールリーグの皆様には、多大なるご支援を賜りましたこと、あらためて御礼申し上げます。これまでリスペクト精神のもと共に戦い、サッカーの発展に尽くし互いに高め合ってきた仲間として、心より感謝いたしております」などとコメントを発表した。