山下美夢有は序盤５ホールで４つ伸ばし６８で暫定首位浮上 「粘るところはしっかり粘れた」

１１番ティーショットを放つ山下美夢有（カメラ・今西　淳）

◆女子プロゴルフツアー　メジャー第３戦　日本女子オープン　第２日（２７日、茨城・大利根ＣＣ西Ｃ＝６８４５ヤード、パー７２）

　２位から出た山下美夢有（みゆう、加賀電子）は５バーディー、１ボギーの６８で回り、通算８アンダーの単独首位でホールアウトした。

　１０番から出てチップインバーディーを奪うと、１４番でもチップインと序盤５ホールで４つ伸ばした。「今日はパー５で（３バーディーと）スコアを作れた。前半はあまり距離感が合わない中だったが、リカバリーできた。粘るところはしっかり粘れた」と振り返った。

　２週前までツアー３試合で２位が続き、前週のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンは右膝痛で欠場した。膝の状態に関しては「問題ないかと思うけど、その辺は状況を見ながらしていけたら。練習量は少し減らし気味です」と話した。

　今季は２位が７回とあと一歩の戦いが続くが、日本最高峰のメジャーの舞台で今季初優勝のチャンス。残り２日へ「しっかり伸ばせるように。天気も変わってくると思うので、状況判断をしっかりして明日から頑張りたい」と気合を入れた。ワールドレディスサロンパスカップ（２２年）、ＪＬＰＧＡツアー選手権リコー杯（２２、２３年）に続く、史上１１人目＆最年少（２３歳５８日）でのメジャー３冠を狙う。