「最後の4割打者」テッド・ウィリアムズはデビュー8年目で初ポストシーズン…7年目の大谷翔平は?
スポーツ報知 / 2024年9月27日 16時26分
ドジャースが26日(日本時間27日)、地区優勝を決めた。エンゼルス時代に2度MVPを獲得した大谷翔平にとっては、渡米7年目で初の美酒に酔った。
1931年、全米野球記者協会によるスタートしたMVPで、2度以上受賞した選手でポストシーズンに縁のなかった選手にはカブスの至宝アーニー・バンクス内野手がいる。1968年まではリーグ優勝しない限り、ポストシーズン、いわゆるワールドシリーズに出場できなかった時代。バンクスはカブス一筋で本塁打王、打点王を各2度獲得し1958、59年に2年連続MVPを受賞するなど2528試合に出場し512本塁打。1969年には地区優勝のチャンスもあったがメッツにさらわれた。
最後の4割打者(ニグロリーグの選手除く)テッド・ウィリアムズは1939年にメジャーデビュー。1941年に4割6厘を残した打撃の神様だったが、優勝に縁がなく、そのうえ1943年から3年間兵役もあった。所属していたレッドソックスのリーグ優勝はデビューから8年目の1946年だった。ところが、ナ・リーグが最終的に同率になってカージナルスとドジャースが優勝決定シリーズを行ったため、ア・リーグが急きょほかの7球団の主力を集めてレッドソックスとオープン戦を行い、何と右肘に死球を受けるアクシデント。これが影響してかワールドシリーズでは25打数5安打、本塁打0で打点1。そして、2度とウィリアムズにワールドシリーズ出場の機会は巡ってこなかった。
日本人野手ではイチロー、松井秀喜、井口資仁、福留孝介、筒香嘉智、秋山翔吾が渡米1年目でポストシーズンに進出。井口はいきなりワールドチャンピオンの一員となった。
ちなみに松井がワールドシリーズMVPに輝いたのは渡米7年目、通算6度目のポストシーズン出場となった2009年だった。同じ渡米7年目、現役選手では最長の「ポストシーズン未経験選手」だった大谷が、どんな成績を残すのか楽しみだ。
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