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細野勇策が単独首位浮上 日本人33年ぶりのレフティーVへ「調子が良ければいいスコアは絶対に出る」

スポーツ報知 / 2024年9月27日 16時56分

11番、ティーショットを放つ細野勇策(カメラ・谷口 健二) 

◆男子プロゴルフツアー バンテリン東海クラシック 第2日(27日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)

 首位と2打差の3位から出た細野勇策(三共グループ)が1イーグル、4バーディー、1ボギーの66をマークし、通算10アンダーで単独首位に浮上した。「ティーショットが直らず、ラフに行っていたが、セカンド(ショット)とパターが頑張ってくれていた」と振り返った。

 10番から出て11番でボギー先行。だが、12番パー5で残り263ヤードの第2打を4ウッドで2オン。9メートルを沈めてイーグルを奪った。その後は4つのバーディーを重ね、リーダーボードのトップに立った。3つあるパー5では全てスコアを伸ばし、「あまりロングは取れないので、そこが良かった」と納得いく表情を見せた。ティーショットは「フェアウェーに行っても、あまり気持ち良くない。何でだろう」としっくりきていないというが、スコアをまとめた。

 開幕時には80キロだった体重は7月に72キロに。飛距離も10ヤードほど落ち、増量を決意。食事を意識的に取るようにし、現在は76キロまで戻ったという。この日の朝はおにぎり4個とタンパク質のスティックを食べて臨んだ。ラウンド中にも補食し、「食欲も戻ってきたので、体重も戻れば」と明るい表情で語った。

 予選ラウンドを首位で通過するのは昨季開幕戦の東建ホームメイトカップ以来2度目。これまでの優勝争いでは最終日にスコアが伸ばせず、悔しさを味わってきた。優勝すれば日本人では1991年のダイドードリンコ静岡オープンの羽川豊以来、33年ぶりのレフティーV。「調子が良ければいいスコアは絶対に出ると思っている。緊張もするとは思うんですけど、楽しめれば」とリラックスして悲願の初優勝を目指す。

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