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田崎史郎氏「年内解散の可能性が非常に高い」と指摘 麻生派から菅派へキングメーカーも変わり「党内政権交代」も

スポーツ報知 / 2024年9月28日 6時5分

田崎史郎氏

 岸田文雄首相(67)の後任を選ぶ自民党総裁選が27日、都内で投開票された。史上最多9人が立候補し、石破茂元幹事長(67)が、決選投票で高市早苗経済安全保障担当相(63)を破り、第28代総裁に選出された。10月1日召集の臨時国会で第102代首相に指名される。

 ◆ジャーナリスト 田崎史郎氏が総括

 石破氏が自民党新総裁に選出され、次の焦点は2025年10月の任期満了まで約1年に迫った衆院の解散時期。石破氏は25日のフジテレビ番組で解散について判断材料が必要とした上で「新政権だから、なるべく早期に信を問うのも当然だ」と発言。ジャーナリストの田崎史郎氏は「支持率が高止まりするハネムーン期間と言われる3か月間、年内解散の可能性が非常に高い」と指摘した。

 早期の選挙戦に備え、現場指揮官となる幹事長人事もカギを握るとみている。「石破さんの仲間を見ても、適任者がいない。立民の野田佳彦代表は相当手強い。誰を据えるかがポイントでしょう」。内閣の要である官房長官については「派手さよりも堅実に仕事が出来る人が良い。加藤勝信さんでもいいが、今回の総裁選で手痛いダメージを負ったので…」とした。

 総裁選の内幕については「岸田首相は『高市氏以外を総裁に』という形で動き、石破氏を推した。麻生太郎元首相は高市氏を支持して明暗が分かれた」。党内力学も大きく変化したとし、「岸田氏は茂木、麻生派に支えられ、政権を運営してきたが、石破政権は支援を受けた菅義偉元首相が支える。麻生から菅へのキングメーカーの交代で、『党内政権交代』が起きた」と総括した。

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