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【中日】終盤に意地見せるも及ばず 連勝は4で止まるも立浪監督「ゲームを分からなくした1点は非常に大きかった」

スポーツ報知 / 2024年9月27日 22時41分

立浪和義監督

◆JERAセ・リーグ 巨人3―1中日(27日・東京ドーム)

 中日は、巨人の投手陣に苦しみ、連勝は4でストップ。今季の巨人戦は9勝15敗1分と、3年連続で負け越した。

 打線は、今季ここまで3戦3敗と苦戦している先発・井上を前に、5回まで3安打無得点。ケラー、船迫と中継ぎ陣を攻略できなかったが、0―2の8回には、バルドナードから2死一、三塁とチャンスを作った。巨人は、すぐさま守護神・大勢を送り込んだが、石川昂が157キロ直球を中前にはじき返す適時打で完封負けを阻止。土壇場の一打で、反撃ののろしを上げたが、後続が断たれた。それでも、立浪監督は「負けはしたけど、ゲーム(の行方)を分からなくする、あの1点は非常に大きかった」と4番の活躍をたたえた。

 先発・梅津は、4回まで1安打無失点と安定した投球を見せた。5回に1死満塁のピンチを無失点で切り抜け、勢いに乗ったかに思えたが、0―0の6回。悪夢が待っていた。先頭のオコエに左翼への二塁打を許すと、続く吉川の投安打で無死一、三塁とし、4番・岡本に中前適時打を浴びて、先制点を献上した。精細を欠いて、なおも一死満塁から押し出し四球でさらに1点を失ったところで降板。6回途中7安打2失点で7敗目を喫した。

 立浪監督の退任表明後、4連勝中だったチームは5試合ぶりの黒星。指揮官は「井上投手を最後まで攻略できなかった。(3回には)バントのミスもあったり、簡単に点が取れる相手ではなかったので反省」と敗戦の要因を指摘した。

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