退団ゴミスに恩返しの2得点 川崎FW山田新「絶対に自分がゴールしている所を見せないと」…リーグ4位14得点に
スポーツ報知 / 2024年9月27日 23時30分
◆明治安田J1リーグ第32節 川崎5―1新潟(27日・U等々力)
川崎はホームで新潟と対戦し、攻撃陣が爆発し、5―1で完勝した。
FWエリソンの2ゴール、MF脇坂のゴールで3―0となった後半20分、前線でのエリソンのボール奪取から、FW山田がリーグ単独4位となる今季13点目で4―0。さらに同28分にはセットプレーの流れからFW山田が連続ゴールを決めて試合を決定付けた。
昨季4ゴールから、今季飛躍を遂げた山田は「1点目はチームがうまく守備をして、エリソンがボールを結果的に奪って、シュート打てるところにボールを置いてくれたので、自信を持って振り抜けました。2点目も、自分はゴールキーパー前にいて、そこら辺にこぼれてくるっていうのは何となく試合前から、こぼれてきやすいってのはあったので。そこは本当にいい準備できてたのでうまく合わせられたかな」と振り返った。
この日の試合前には、退団する元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミス(39)が会見を行い、山田の名前を挙げて、期待の言葉を寄せていた。それだけに、山田も「彼が今日最後だったので、絶対自分がゴールしてるところを見せないといけないっていう思いもありましたし、サッカーにおいても、ヨーロッパのストライカーというものがどういうものかっていうのを教えてくれました。ストライカーのあり方じゃないですけど、たたずまいを含めて、ボールの取り方もそうですし、練習中から、ヨーロッパだったらストライカーはここに動くとか、本当に細かいところから教えてくれてました。プライベート含めて、かわいがってくれてたので、本当に寂しいですけど、寂しい別れじゃないよっていう彼が言ってたので。また一緒に、プレーはわかんないですけど、一緒にあって、仕事ができればいいかなと思います」。世界的ストライカーへの感謝の思いを、惜別の2ゴールに込めた。
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